






「マリアンナ」2021年5月18日出版。
-
8月の暑い一日。場所は小さな湖の湖畔。
写真家とモデルがそこで描いたのは、いわば、写真を仲立ちとした、人どうしの、純粋なやりとりのようなものだ。写真家は日頃、多くのタレントやモデルに出会っている。しかしマリアンナに動かされたのは、そのみずみずしさ、透明感あふれる美しさゆえではない。
生まれや年齢や性差をよそに、人の何かが別の人の何かを揺さぶることがある。家族でも友人でも恋人でもない。その名状し難い「やりとり」のようなもの。それを促すのが写真という仕組みであり、ある特別な日、場所がそこにまるで必然があったかのように交わって行った。
「と或る年のと或る日にどうして僕はマリアンナという人と山梨の湖畔にいるのだろうか。人と人が出 会いともに時間や空間を共有するということは不思議なことだと思った。それはいつか記憶となって 心の中に残るのだろうか」(作者のことばから抜粋)
-
発行日 :2021年5月18日
発行元 :Migo Books
デザイン:山根恵美
編集協力:池谷修一
ページ数:ソフトカバー全28 + 4ページ
印刷製本:イニュニック
ページ数:ソフトカバー全28 + 4ページ
サイズ :160mn × 216mm
部数 : 250部
2021年5月Jam Photo Galleryで開催された写真展と同時に発刊。
-
Marianna
Publication date: May 2021
Publisher: Migo
Book design: Emi Yamane
Binding: Soft cover
Extent: 32 pp
Trim size: 160mn × 216mm
Photographs: 29 colour / black and white
Edition: 250